2010年04月30日

国宝燕子花図屏風 琳派コレクション一挙公開

根津美術館にて光琳の「燕子花図屏風」を鑑賞してきました

毎回「美の巨人たち」に対抗すべく、展覧会スケジュールを組んでいるのですが、
今回も勝てたようです(笑)

GW中ではあるけれど平日に行ったにも係らず盛況してました
やはりリニューアル後の初公開ということなのでしょうか?
また、お庭の燕子花が見頃だったからでしょうか?

館内は盛況してはいましたが、絵の前でじっくり鑑賞できる程度のものでした
「燕子花図屏風」の前もそんなにストレス感じず見ることができました

絵については素人があれやこれ言うのもナンセンスなので見たままの感想を…

■色彩がのっぺりしてる

金箔の上に色を乗せてるから?と思ったのですが、よくよく考えてみたら金箔剥がしてから色乗せてるんですよね
この技法については「美の巨人たち」で実践してましたね
濃淡も筆遣いとか絵具の水分量ではなく、絵具の種類を変えて変化をつけてる感じです
他になにもない、花と葉のコントラストを印象づけてるのでしょう

■意外と大雑把?

下描き→型紙製作→型紙の上から金箔貼り→型紙だけ剥がす
という技法なので、筆運びは丁寧にできるんじゃないかと思うのですが、
結構勢いのある大胆な筆運びだなぁと思いました
左隻の左部分の葉の描き方が下描き通りには見えないんだけど、どうなんでしょう?


左隻と右隻を入れ替えてもそれなりに見えるような気がするのは
「絵」である一方で屏風というインテリアデザインだからでしょうか
鑑賞者は「絵」に描かれている事象に「意味」を持たせてしまいがちですが、
この「燕子花図屏風」については単純に「ステキだな」と感じました


自分的には其一の「夏秋渓流図屏風」が好みなんですけどね
水流と緑ののっぺりさと樹木を表現したたらしこみの微妙な濃淡との対比が素晴らしい


posted by もちうさぎ at 19:00| 今日の展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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