2007年11月23日

フェルメール 「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展

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3連休の初日に行ってきました。


美術館の開門前にチケット持ってる人の列に並び、9時半開門。
それから展覧会ブースの入り口で待機。
会場15分前に入場させてもらえました。
祝日ということで早めの会場です。

入場してから真っ直ぐ第2室の「牛乳を注ぐ女」へ。
先客1名。私2番目w
ロープを張っており、他の作品と別格扱い。
作品に辿り着く前にはなんか映像が流れてるし。
今回の目玉です!と主張しまくり。
で、見た感想。

 ち っ さ!

いや、フェルメールはあまり大きい作品がないのでそうなんだけど、
それにしても小さいなーと。
あと照明で表面の油が光っちゃって、角度によっては皹しか見えない。
ちょっとひどすぎ。
フェルメールブルーが拝めただけでもいいのかしら?
私は光でキラキラしているミルクの質感が見たかったのだけど。
本来、本物を拝む目的に色合いとか質感とかカタログでは窺い知れないところを感じること、が私の中にあるのですが、そういったものが一切感じ取れなかった展示でした。つか遠すぎて見えない…。

フェルメールを見終わったので入り口に戻って他の作品を鑑賞…しようとしたら一緒に来ていた姉に肩を叩かれ、
「あんたさっさと行っちゃうんだもん。はいこれ」
と展示物一覧をくれました。余程余裕がなかったらしいです、ワタクシw

全体的な感想として、ひどい…としか言えませんでした。
これで1500円は高すぎる。チケット貰えてよかった、と心底思いました。
フェルメールのためにフェルメールっぽいものを集めてみました感のある作品の解説が「フェルメールと類似する」って、そりゃあんまりだ。
フェルメール、というよりネーデルランド、フランドル地方の伝統的な絵画手法について深く掘り下げてないような気が…。
なんでもかんでもフェルメールに帰結すりゃいいってもんじゃないでしょうに。安直過ぎてだんだん居たたまれなくなってきました。
何が一番ひどいかって楽器の展示。あれはフェルメール、もとい、今回の展示となんか関係あるの??楽器が描かれている作品は今回3作品だけだったんだけど。しかも楽器が主題になってないんだけど。いくら展示するものがないからって、それはどうなんだろうか?楽器の展示のところにこんな感じで描かれてたんだよ、というサンプル画でもあれば納得するのだろうけど、それもなし。楽器提供に上野学園の名前がカタログにあるにも関わらず、楽器そのものがカタログのどこにも掲載されていない、というお粗末さ。楽器よりも、当時の衣服を展示したほうが私的には面白いと思うの。

ミュージアムショップに苦笑い。
「お姉ちゃん『真珠の耳飾の少女』のポストカードが欲しいんだ」
「うん」
「でも33(フェルメールの作品数)枚セットのしかないんだ」
「うん」
「悲しいね」
「悲しいね」
ポストカードのミルクメイド率の高さに辟易しました。

で、カタログは買ったのです。

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あの地方のあの時代の服装は好きなのでカタログ買う価値あるかな、と。

◆ハブリエル・メツー「食事をする男と女」について
作品のキャプションに「修復前のものをカタログ掲載」とあったので、どこを修復したのかチェックしようとしたら、修復前のものしか掲載してなくて修復後がどんなものなのかカタログからは判断できないのでした。会期中に修復しているなら、せめて1枚紙でもいいからカタログに注釈挟むべき。


まあ、あらゆる面でお粗末な展覧会だった気がします。


posted by もちうさぎ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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